相続登記、自分でやろうとしたが途中で挫折
相談前の状況
ご主人がお亡くなりになり、ご主人名義の自宅不動産について、ご自分で登記申請をするつもりで戸籍の収集を始めたものの、遺産分割協議書を作ったり、必要書類を準備したり、登録免許税を計算したりと、分からないことばかりで途中で断念、専門家に任せようということで弊所にご相談にいらっしゃいました。
相談後の状況
弊所のサポート・お手伝い
お話をお伺いしたところ、ご自宅の不動産の他、遠方のご主人のご実家の古い家屋と土地もご主人名義であることがわかりました。相続登記義務化のご説明をし、ご自宅とともに、ご実家についても相続登記をすることにしました。
結果
- ご自身で戸籍等は全て準備したとのことでしたが、当事務所で確認をしたところ、不足があったため、当事務所で不足分を収集しました。
- 相続人の間ですでにお話し合いがされており、不動産は全てご相談者様名義にすることに決まっていたため、弊所で必要書類の収集を行うとともに、遺産分割協議書を作成し、スムーズに登記申請まで進みました。
- 自分で手続きを進めていたらどれだけ時間がかかっていたかわからないし、相談しなかったら遠方の実家の不動産は手つかずになってしまっていたので、相談してよかったとのお言葉をいただきました。
事務所からのコメント
相続登記をご自分で進めようとしたものの、途中で断念してしまった、というようなご相談は少なくありません。
今回のケースもそうでしたが、戸籍を不足なく揃えることは難しく、揃えたつもりでも専門家が確認すると漏れがあることは珍しくありません。さらに、登録免許税の計算や必要書類の作成には専門的知識も求められるため、かなりの時間と労力が必要となります。
また、今回は遠方の不動産の存在を相続人が把握していましたが、当事務所がご依頼を受けて不動産調査をしたところ、ご家族も把握していなかった土地が判明した、というケースもあります。お亡くなりになった方名義の不動産を見落としてしまい、相続登記をしないままになってしまうことも少なくありません。
安心して相続登記を進めるためにも、専門家へのご相談をおすすめいたします。
相続登記が必要な場合には、ぜひお気軽に弊所へお問い合わせください。



